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多くのトラブルは相手の言葉を 「うのみ」にすることからはじまる

「仕方なくってなんだよ!…」

たとえばあなたに同じくらいのキャリアの部下二人、AさんとBさんがいたとします。

新入社員のCさんがあなたに何か相談にきました。

あなたはその相談について、AさんからアドバイスをもらうようCさんに指示したとしましょう。

CさんはAさんの席へ行ったところ、取り込み中のようでした。
急いでいたCさんは、手が空いていたBさんにアドバイスを求めに行き、こう言いました。

「Aさんが忙しそうなので仕方がなく来たんですが、◯◯についてアドバイスをください」

Bさんは、最近残業続きで疲れていたこともあり、
「仕方がなく」という言葉に反応し、不機嫌になりました。

「仕方なくってなんだよ!…」
「オレだって忙しいんだから今はムリだよ」
「あとでAさんに聞いたら?」

会社でよくあるトラブルです。

さて、これは一体何が原因で起こっているのでしょう?

Cさんの「仕方がなく」という言葉がよくない。
という意見が多いかもしれません。

Bさんは、Cさんが、Aさんに聞きたいことだったのに、Aさんが忙しいから仕方がなく自分に来たと思うわけです。
言ってみれば、「ヒガミ」ですね。

でもちょっと待って下さい。

Cさんは、あなたに言われたとおり、Aさんにアドバイスを求めに行っただけ。
そしてたまたま忙しかったAさんに気をつかって、Bさんにアドバイスを求めに行った。
「仕方がなく」というのは、「Aさんが忙しかったこと」だけを指しているわけです。

Bさんは自分の視点で、Cさんの「仕方がなく」を解釈してしたために、気分を害してしまったとも考えられるわけです。

長時間労働のストレスからカラダとココロにゆとりがなくなり、視点を広げることができなくなっていたのかもしれません。

Bさんが心身ともに健康で「仕方がなく」という言葉について、複数の視点を持つ余裕があったらどうでしょう?

「仕方がなくって、どういう意味?」と事実を確認し、
Cさんに対して誤解が起きない他の言い方のアドバイスをすることができたかもしれません。

運動の習慣を持つことと、コミュニケーションを学ぶことはよい職場づくりの条件と言えるかもしれませんね。

そんな職場づくりに取り組んでみてはいかがでしょうか?

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視点の数を増やすには、コーチングを習得することが近道。

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〈ライタープロフィール〉
清野秀之
株式会社リ・アライズ 代表取締役
OA機器販売会社、情報誌出版会社、Webシステム開発会社を経て、セールス・マーケティングコンサルタントとして独立。
40代はじめに仕事のストレスから体調を崩す。徒歩1キロさえ辛く心療内科に通院する、最悪の状態から生活習慣を改善。
49歳から始めたマラソンを始め3年でフルマラソン3時間52分22秒で完走するまで心身のパフォーマンスを改善。
その過程で、ビジネスでもっとも重要なことは、心身の健康とコミュニケーションスキルであることを実感。
「健康な身体と心づくり」と「健全なコミュニケーション」のためのサービスを提供している。

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